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オーストラリア東海岸縦断30日間ツアー報告/ノーザンテリトリー編

オーストラリア東海岸の探鳥地を巡りながら30日間のバードウォッチング。30日という期間があっても主だった探鳥地を回るので精一杯。オーストラリアの広さを実感しました。

-ダーウィン編-
ダーウィン市街・郊外からスタート。 ダーウィンはケアンズ同様、町中に探鳥地がたくさんありますが、ダーウィンのバードウォッチングガイドの方から、「ここんとこの不況で治安が悪いから、町 中の探鳥地はさけた方がいいよ。」というアドバイスをもらっていたので、あえて外して郊外からスタート。

日数も限られているし、あまり細かいところは行ってられないので王道で。 この地域で見ておかないと行けない鳥はマングローブがらみが多いので、まずはLee Point にいってその辺を。ここまでくればマングローブセンニョムシクイ、ミドリセンニョムシクイ、キバラメジロあたりは簡単に。 シロハラモズヒタキは一瞬姿を見せてくれたけどそれっきり。 ケアンズでは見ないズアカミツスイも普通にいます。 水路の向こう側にマングローブクイナを発見。そこら中から声がしてたんだけどようやく姿を見せてくれた。
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イリエワニ


そのあと何カ所かフィンチのポイントを回ったんだけど、どこも最近火がはいってて焼け野原。火入れ自体は、土地管理の一環なんだけど、運悪く見事にかち あってしまった。さすがに焼いた直後では鳥がいない。このあとはダーウィン有数の探鳥地、下水処理場へ。ここで水鳥もろもろと、幸いなことにオナガキンセ イチョウ、キバシキンセイチョウとかのフィンチ類も見られた。

そのあとはムナグロヤイロチョウを見てからFog Dam へ。
Pitta+iris++%5BJUN_2702%5D

フォグダム近くの宿を取ってるのでここで一泊。翌日は夜明け前からフォグダムへ。大きな湿地に木道と、2階建ての観察小屋があります。 湿地の真ん中をずどんと道が通っていて、普通に道路からも湿地が見渡せるんだけど、最近この道路は歩くのが禁止になりました。道路にワニがいるから。 なので移動は車で。
Irediparra+gallinacea++%5BJUN_2785%5D
トサカレンカク


後は途中所々で探鳥しながらカカドゥ国立公園へ。 ちょっと手前のマリーリバーで一泊。 有名なカカドゥのイエローウォーターはあまりにも商業化しすぎてしまったので、代わりにここののクルーズに参加。お客が我々だけで、好きなところでとまっ てくれたのがとても良かった。カカドゥの手前でコキンチョウを観察。100羽くらいの群れが見られました。
Erythrura+gouldiae++%5BJUN_2935%5D

-カカドゥ編-
カカドゥって、いつも思うけど、景色はすごいんだけど、鳥とかの密度は薄いよなぁ。たぶん広すぎるのでしょう。 そしてほとんどは入れないので、結局観光スポットと同じ場所で探鳥するしかないです。逆に自分で運転していく人には簡単でいいでしょう。

ということでカカドゥは2泊3日で割とあっさり回ることに。 まずは夕焼けと壁画で有名なウビルー。タスマニアタイガーの壁画とかがあったりします。 次はノーランジーロック。観光客がきだす前に行かないと鳥は見られない。ここでは珍しいクロワラルーが見られました。
Macropus+bernardus++%5BJUN_3065%5D

あとセグロシロバト。 その後映画クロコダイルダンディの撮影に使われたというホワイトウォーター。よく覚えてないけど、こんな景色があったような、ないような。ここはノドジロ クロセスジムシクイのポイントとして有名です。 今年は例年より頻繁に見られているそうです。キャンプ場にはクスダマインコがやたらとたくさんいました。
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チャバラモズツグミ


-内陸編-
カカドゥを抜けて、南へ。もっぱらの目的はヒスイインコなので、そんなに南に行かなくてよかったんだけど、キャサリン渓谷が見たいという希望でキャサリン までいくことに。 この辺までくるとだいぶ暑い。 あまりの暑さに、インコが水道の水を飲みにくる。公園の水道なんかは水がぽたぽた漏れてるのが多い。 すると、インコの噴水に。

Trichoglossus+haematodus++%5BJUN_3321%5D


内陸ではオカメインコとかも普通に飛んでたりするのでなんか変な感じです。 ウスユキバトとかニジハバトとか内陸系の鳥もちらほら。 キャサリン渓谷でクルーズに参加。景色は良かった。でもさすがに水が少ないから迫力には欠けます。 川岸にスマトラサギが歩いていたのは収穫。

 あとはダーウィンにもどって、飛行機でケアンズへ。 途中のリッチフィールド国立公園でエミューに遭遇。 ここではかなり珍しいはず。

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