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オーストラリア東海岸縦断30日間ツアー報告/クイーンズランド編

-アイアンレンジ国立公園-
ダーウィンから続いてケープヨークへ。 アイアンレンジ国立公園とレイクフィールド国立公園に。

1日目。まずは車で一路アイアンレンジへ。 お客さんはケアンズから飛行機ですいっとくるので現地で合流。この辺はツアーの楽なところですね。むこうは1.5時間、こちらは10時間以上。 合流後、日没まで時間もないことだし、オオハナインコだけ見に行くことに。
Eclectus+roratus++%5BJUN_3864%5D

2日目は早朝から探鳥。ちなみにここは4泊の予定。 地元のバードウォッチャーには、「なんでこんな鳥が鳴かない時期に来るかなぁ」と言われたけど、交通事情と気候を考えるとこの時期にくるよりない。朝のう ちにアオガオインコ、メジロミツスイ、エリマキヒタキ、カオジロキアシヒタキ、オオウロコフウチョウなんかを観察。
Arses+telescophthalmus++%5BJUN_3846%5D


ナキカラスフウチョウが低い位置で見られてラッキー。ヤシオウムが頭上を横切る。 そして前回苦労したキバシショウビンが、そこら中で鳴いてる。
Syma+torotoro++%5BJUN_3924%5D

ふと見ると木の枝に3羽もとまってる。その後もとにかくキバシショウビン多かった。 午後はいったん宿に戻って一休み。夕方からチリビーチへ。ビーチにはシギチがちらほら。ヤシオウムが目当てだったんだけど、いない。

3日目も朝から探鳥。というか朝しか鳴かないからこの時間が勝負だ。 キタメグロヤブコマを探すもちっとも鳴いてない。昨日はちらほら鳴いてたのになぁ。昨日と同じく、朝探鳥、昼寝、夕方探鳥。 夕方はもう一度チリビーチへ。 途中にアオジタトカゲ発見。
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ものすごい勢いで威嚇してきて逃げない。ヤシオウムは目の前を横切って飛んでいくのを見たけどそれっきり。車ではねそうな位置だったのである意味ばっちり見られたんだけど、もっと落ち着いて見たい。

4日目。今日も朝から探鳥。 今日はオールドコーエントラックを。キアシオリーブヒタキが多い。
Microeca+griseoceps++%5BJUN_3790%5D

午後宿の近くの旧防空壕を訪ねる。今回のお客さんは軍と環境省で働いていた人なので逆にいろいろ説明してもらったり。鉱山にもいたそうでその辺に落ちてる 古い機械の残骸の正体を教えてもらったりもしました。防空壕のとこでヤシオウムを発見。 夜はスポットライト。キャンパーは相変わらず多い。それでも初めてハイイロクスクスを見つけた。

-レイクフィールド国立公園-
5日目はアイアンレンジを後にレイクフィールド国立公園に。ここの鳥宿のロータスバードロッジはとても素敵です。 ロッジの前が湖なのでそれを一回りするだけで楽しい。この日は宿の周りを回っておしまい。ここの目当てはアカオオタカとキビタイヒスイインコなので6日目 は朝から探しに。
Psephotus+chrysopterygius++%5BJUN_4538%5D

アカオオタカは、有名な巣があるので、この時期そこにいけば普通に。 キビタイヒスイインコは見つけにくいと脅されていたのだけど、幸運にも行ったら10分ほどであっさりと。これも特に変わった場所ではなく、良く知られた Windmill Creekのあたり。 15羽くらいの群れが見られました。
Erythrotriorchis+radiatus++%5BJUN_4206%5D


午後はレイクフィールド国立公園の方に入って、コモンチョウを探しに。 でもカが異様に多くて退散。午後はロータスバードロッジの敷地にある5つの池を見て回った。オオジシギが20羽くらいいたんだけど…。 7日目はケアンズ向けてひたすらドライブ。せっかくなので帰り道にもう一度キビタイヒスイインコを見に。さらに増えて30羽以上の群れが。
Tadorna+radjah++%5BJUN_4393%5D


-ケアンズ-
ケープヨークから戻って、キングフィッシャーパークロッジに宿泊。 そのままケアンズバードウォッチングツアーに突入。 途中、オーストラリアオオノガンとナンヨウセイコウチョウを見ておく。 夜は例によってメンフクロウを見に。
Tyto+javanica++%5BJUN_4565%5D


翌朝はディンツリーのクルーズに参加。ここで、なんと、このツアー初の雨。途中降ったりやんだりの中、なんとかテリヒラハシとかルリミツユビカワセミを間 近で観察。 午後はルイス山へ。3日間道路工事をしているとかで、トラックが頻繁に通る。ここも天気はどんよりとしてたのだけど、逆に薮の鳥が表に出ていて、車で上が る途中にオーストラリアオオトラツグミと遭遇。トレイルについたらハシリチメドリ、キノドヤブムシクイ、シダムシクイ、メグロヤブムシクイがその辺でエサ をとってる。その後すぐにヤマトゲハシムシクイ、キスジミツスイ、ハイガシラヤブヒタキ、コウロコフウチョウを発見。ハバシニワシドリも盛んに鳴いてい た。

その後は一気にカソワリハウスに移動。 ちなみにヒクイドリは4羽いた雛があれよあれよと減ってしまって1羽になった。 親はすごく気にしているのでとっても危険。 ミナミオオクイナがほぼ毎日夕方になると姿を見せています。

翌日からしばらくはアサートン高原探鳥。 ホームグラウンドなので気が楽だ。 まあ、いつもの様に主だった探鳥地を回っていく感じで過ごしました。 一応バリン湖でハバシニワシドリ、ハイピパミでオウゴンニワシドリもみて、固有種は全部達成。 カモノハシを見たり、キノボリカンガルーを見たりとかも。