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オーストラリア東海岸縦断30日間ツアー報告/タスマニア編

-ブルーニー島-

1日目。昼にホバートに入り、一路ブルーニー島へ。どんよりと曇り空。途中ナナクサインコ、ジャコウインコがいるので一応押さえておく。フェリー乗り場にはハイガシラミツスイ、メジロキバネミツスイ、ミナミオオセグロカモメ、ハシブトカモメ、ムナジロウが。
Larus+pacificus++%5BJUN_6246%5D

さすがにタスマニアまでくると今まで見てた鳥とがらっと変わるなぁ。 宿に入ると周りにはサンショクヒタキがうじゃうじゃと。 風がどんどん強くなって探鳥にはむかないので、白いワラビーを見に行く。ブルーニー島にはなぜかたくさんいる。 夕食をとって、とりあえずフェアリーペンギンを見て今日は終了。 夜には雨がざーざー降り出した。


2日目。一晩降り続いた雨は、朝にはあがり、快晴、無風。最高のコンディションに。 早速探鳥。ここの目玉の一つ、ミドリホウセキドリは巣材を集めているようで、何度も地面におりてくる。
Pardalotus+quadragintus++%5BJUN_6028%5D

 クリイロヤブムシクイ、オリーブハチマキミツスイ、ズグロミツスイ、アカビタイキクサインコ、オリーブモズヒタキ、タスマニアオグロバンなんかの固有種をどんどん片付ける。
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いい調子で灯台の方に出かけて、キイロオクロオウム、カレハミツスイを見てるとここでまた雨。
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結構降ってきたので早めに昼食に。 お昼は名物のホタテミートパイ。ミートパイの中身がホタテなんだけど、タスマニアでは結構ポピュラー。 食後は雨のやんだ隙にピンクロビン(セグロサンショクヒタキ)とメジロヤブムシクイを見に。
Petroica+rodinogaster++%5BJUN_6205%5D

途中でクロフエガラスを見る。 海岸でズグロチドリを探すも潮が高くてだめ。「オトメインコがいつものところにたくさんいるよ。」という話だったのでそっちを見に。相変わらず被写体にはなってくれないインコだ。
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 ここで一緒にキミミダレミツスイをみて、残りの固有種はキノドミツスイ1種のみ。これは明日以降に。 帰りにネックによって宿に戻る。 明日は基本的にひたすらドライブ。タスマニアの反対側にいかないとなんないからね。

-クレイドル方面-
3日目。今日は基本的に移動日。クレイドルマウンテンの方まで一気に移動。それだけだとつまらないので、お客さんの希望を入れてまずサラマンカで買い物。 残念ながらマーケットの日では無いけど。そのあとリッチモンドのギャラリーをのぞいて、ロスへ。その後はアシュグローブのチーズ工場で買い物をして宿へ。 途中から大雨。そういえば道すがらもまるで洪水にあったみたいに水が多くて驚いた。2週間ほど前まで1ヶ月以上休みなく降ってたらしい。でもほんとは冬は それが当たり前だって。そのおかげかあちこち花が満開でとてもきれい。緑も青々してるし。でも予報が雪だというのは勘弁してほしいなぁ。ただでさえ寒いの に。

4日目。昨日の雨が嘘のように快晴。とはいっても結局日中は降ったり晴れたりだった。晴れるときは思いっきり晴れるのに、その数分後には雨が降ったり。朝のうちにキノドミツスイを見て固有種クリア。 フレイムロビンとスカーレットロビンも人気の高い鳥だ。
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 午後はツチボタル(仮)のいる洞窟にって、夕方はカモノハシ。帰りにフクロネコが歩いてるのを見かけた。 タスマニアのカモノハシはやっぱり大きいなぁ。明日はクレイドルに。 寒そうだなぁ。

5日目。朝からすごく寒い。天気も悪い。でも天気はコロコロ変わるのでとりあえずクレイドルにいってみることに。しかしどうにも天気が悪いので、とりあえず様子見でタスマニアデビルの保護センターに。

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ここはデビルの病気の調査の最前線。受付にいるのはピアスだらけの今風のお兄ちゃんなんだけど、デビル調査暦10年。こないだきたときはデビルの生息数が 50%減、と言っていたのに、今回行ったら70%減になってた。このままいくと後20年で絶滅とか。しかしタスマニアは人が入れない地域も多くて、そこの デビルは未知数。
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でもどちらにしろ楽観できる状態でないことは確か。 その後も天気は降ったり曇ったり。たまに晴れるけど雨の時間が圧倒的に長い。 雨がやんだ隙にちょっとトレイルを歩いて帰ることに。残念。

6日目。最終日。ロンセストンに。 道ばたの池にコクチョウの親子とニオイガモがいた。
Cygnus+atratus++%5BJUN_6667%5D

 その後ウォンバットを見てから、タマー湿地(Tamar Wetland)に。ここでロウバシガンとクビワアカツクシガモとか。
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タマー湿地は今回鳥が少ない。というかくる途中もあちこち増水しててとにかく水が多かった。4時にはロンセストン空港に入って解散。30日間お疲れさまでした。