Field Guide to Australian Birds



2000年初版発行。17.5cm×25.0cm×3.0cm。一般的な左ページ解説、右ページ図版の作り。  イラストは性別、飛翔図など基本的な情報はしっかりと描かれているが、いかんせん、絵柄が一昔前の感じで、どうも馴染まない。全体的に淡い水彩のようなタッチで描かれていて特徴がつかみにくい。昔の学研のハンディ図鑑にこんな感じのがあったなぁ、と思う。ただこれは個人的な好みの問題なので絵柄が気にならない人には関係ない。  解説文もよくまとまっており、分布図もカラーで主な亜種については色分けもされている。巻末に繁殖期、繁殖方法についてのイラスト入りで解説がまとめてある。  現在内容をほぼそのまま小さくしたハンディ判が出版されているが、図版と解説が左右に分かれていないので使いにくい。iPhone用のアプリも公開しており、利用者は多い。